自律神経とは、交感神経と副交感神経という二つの相反する働きをする神経がバランスをとりながら、身体の中の内臓や血管などほとんどの器官と心の健康状態を保っています。
アクセルのような働きをする交感神経は、脈拍を速くしたり、血圧を上げたり、瞳孔を広げたりして体を活発な状態にします。逆にブレーキのような働きをする副交感神経は脈拍をゆっくりとし、血圧を下げ、瞳孔は収縮して身体を休息させ、リラックスした状態にしてくれます。
自律神経は、身体に対する物理的な刺激(暑い、寒い、痛いなど)と精神的な刺激(喜怒哀楽、恐怖、悩みなど)に反応して、その時の状況に応じてこの二つの神経のスイッチを入れたり切ったりして体内の各器官の働きを調節しています。
交感神経はその働きから、昼間活躍する神経です。逆に副交感神経は夜活躍する神経です。しかし、仕事や遊びで生活のリズムが乱れたり、不安や悩み事でよる興奮状態が続いてしまうと、交感神経ばかりが働く状態が続き、副交感神経との切り替えが正常に行われなくなってしまいます。
つまり、体内器官をその状況にあわせてきちんと活動させたり休憩させたり出来なくなってしまう状態になり、夜、ぐっすりと眠れなくなったり、疲れが取れない、頭が重い、イライラするなど、なんとなく体調が悪いと自覚し始めます。
そして病院にいって検査をしてみても、これといった特定できる原因が見つからないのが自律神経失調症の特徴です。